【編集長の視点】サンセイランディは割安修正余地、仕入れ強化で通期業績が増益益転換

2013年9月17日 09:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  サンセイランディック <3277> (JQS)は、今年6月に全般相場急落・新興市場波乱の影響でつけた2番底340円から512円までリバウンド、この半値押しの400円台固めから、もう一段の上値を試す展開を強めそうだ。8月2日発表の今12月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を評価して週足の連続陽線を示現しており、この2Qの仕入れ強化やセミナー・事業説明会の積極的な開催で、今期通期業績の2ケタ増益転換が見直されており、さらに一部で今期業績の上ぶれが観測されていることが、フォローの材料となるためだ。

  2Q累計業績は、期初予想より売り上げが6400万円、利益が5500万円~2600万円それぞれ上ぶれ、純利益は、1億300万円の赤字(前年同期は1億2300万円の赤字)と赤字幅の縮小につながった。複雑な権利関係の調整を必要とする不動産が、高齢化社会の進展に伴う相続の発生などで増加しており、権利の調整や問題を解決する同社ノウハウを発揮する底地販売が増加し、大型の居抜き物件・所有権の販売が前倒しで計上されたことなどが要因となった。

  この底地販売では、2Qに仕入れ区画数が251区画と前年同期より42%伸び、仕入高も13億1700万円と同41%増と大きく増加した。また地権者や金融系不動産会社、金融機関向けなどにセミナーや事業説明会を継続的に開催し、社内にコンサルティング専門部署を設置したことから手持ち案件が拡大、今期下期、来期と業績の押し上げ効果が期待されている。今12月期業績は期初予想を据え置き、純利益は、2億5300万円(同8%増)と増益転換を見込んでいるが、9月13日発売の東洋経済会社四季報秋号では2億6000万円と上ぶれを観測している。

  株価は、2Q累計業績の上方修正でこれまで上値を抑制していた25日移動平均線をクリアし、5日移動平均線が下から25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロスも示現、先高展開を示唆している。PER13倍台、PBR0.9倍の割安修正が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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