11日の中国本土市場概況:上海市場は4日続伸も目先の過熱感で伸び悩む展開

2013年9月11日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 11日の中国本土市場概況:上海市場は4日続伸も目先の過熱感で伸び悩む展開

11日の中国本土市場は続伸。上海総合指数は前日比3.28ポイント高(+0.15%)の2241.27、深セン成分指数は同39.00ポイント高(+0.45%)の8675.63で取引を終えた。終始こう着感の強い展開を示した。

堅調な経済指標を受けて、中国経済に対するポジティブな見方から資源関連に買いが継続。また、「上海自由貿易試験区」の具体的な建設案などが早ければ週内に発表するとの観測も引き続き建設や地元関連の物色手がかりとなった。このほか、エコカーの購入補助策が中央政府に承認されたとの報道も同セクターの支援材料。科学技術部によると、具体的な補助策は策定されている段階で、近く導入される予定だという。外部環境では、シリア懸念の後退が引き続き支援材料となった。

一方、目先の過熱感から両市場とも伸び悩む展開を示した。また、市中銀行による住宅ローン業務停止の動きが中小都市まで広がっているとの報道も警戒材料となった。

セクター別では、鉄鋼や石炭、非鉄金属などに買いが継続。景気の底入れが鮮明になっていることが好感された。また、エコカーの購入補助策が近く導入されるとの観測も自動車関連の買い材料。そのほか、重工業関連も買われた。中国重工が増資計画を発表し、空母や潜水艇などの分野に注力する方針を示したことが支援材料。一方、通信関連が安い。米通信機器大手アップルによる新型iPhone(アイフォン)5の発表に伴い、好材料出尽し感が強まった。《KO》

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