テーマ別分析:ジブリの法則がクールジャパンの追い風に

2013年9月10日 13:11

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記事提供元:フィスコ


*13:11JST テーマ別分析:ジブリの法則がクールジャパンの追い風に

■ジブリの法則の的中率は9割を超える

いよいよジブリの法則が侮れなくなってきた。ジブリの法則といえば、宮崎駿監督が手掛けるアニメ長編作品が日本テレビ系列の「金曜ロードShow!」で放映されると、為替や株式市場が大荒れになるという法則。ちょうど、米雇用統計と重なることが多いため、結果的に為替相場や欧米市場に影響を与えていることが背景にある。一種の“都市伝説”的なものだが、的中率は9割を超えてきている。

特に今回6日の放映については宮崎駿監督の電撃引退により、急遽「紅の豚」が放映されることになった。当然、市場関係者の話題を集める格好となるなか、波乱が起きた格好である。雇用統計での非農業部門雇用者数は市場コンセンサスが18万人増、一時は25万人増との強気の観測も聞かされていた。結果は16.9万人増と予想を下回ると、円相場は一時98円台に突入する波乱含みの展開となった。

この的中率9割により、ジブリ作品への関心が一段と高まるほか、日本のアニメーションに対する評価もある意味広がることになろう。最近ではセガサミーホールディングス<6460>が、韓国政府と韓国のメディア関連企業と共同で、 アニメ制作支援のためのファンドを立ちあげると発表。東映<9605>は「仮面ライダー」などヒット作のテレビ番組や映画の有料チャンネルを米国で始めた。また、音楽業界でもオリコン上位には必ずといっていいほど、アニメソング(アニソン)が上位に顔を出している。「進撃の巨人」のテレビ放映は夜の11時ながら大ヒットとなり、コラボ商品を展開したローソン<2651>には、早朝から女子中高生が列を作る。マンガとアニメの見本市「京都国際マンガ・アニメフェア」(略称・京まふ)が7日、みやこめっせ(京都市左京区)で開幕。すでに14000人分の前売り券が売れている人気ぶりだ。なお、19日からは東京ゲームショウが開幕するが、政府の「クールジャパン」戦略を後押しすることになろう。

■主なアニメ関連銘柄

<2432>ディーエヌエー
<2652>まんだらけ
<2706>ブロッコリー
<3632>グリー
<3641>パピレス
<3658>イーブックイニシアティブジャパン
<3711>創通
<3723>日本ファルコム
<3758>アエリア
<3760>ケイブ
<3765>ガンホー
<3785>エイティング
<3791>IGポート
<4676>フジ・メディア・ホールディングス
<4816>東映アニメーション
<6460>セガサミーホールディングス
<6758>ソニー
<7532>ドン・キホーテ
<7552>ハピネット
<7832>バンダイナムコホールディングス
<7844>マーベラスAQL
<7867>タカラトミー
<7974>任天堂
<8136>サンリオ
<9401>東京放送ホールディングス
<9404>日本テレビホールディングス
<9409>テレビ朝日
<9413>テレビ東京ホールディングス
<9477>KADOKAWA
<9601>松竹
<9602>東宝
<9605>東映
<9684>スクウェア・エニックス・ホールディングス
<9697>カプコン
<9747>アサツーディ・ケイ
<9766>コナミ《KO》

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