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【株式評論家の視点】東洋エンジニアリングは受注高の増勢を見直す展開へ
<銘柄の見所>
東洋エンジニアリング <6330> の見直し相場がスタートしつつある。今2014年3月期の第1四半期の業績は、売上げ565億1100万円(前年同期比10%増)となったものの、営業利益は11億2600万円の損失(前年同期は3億5600万円の損失)を余儀なくされた。この決算が市場では予想外に重く受け止められ、株価は8月30日に387円まで売り込まれた。
主力のEPC事業(各種プラントの設計・調達・建設)の売上げは順調に推移したものの、海外における一部プロジェクトの収益性悪化が損失計上につながった。しかし、この決算でのポイントは、受注高が前年同期比2.4倍の537億円に達したこと。このため、不採算案件が一巡する今3月期通期については、会社側は売上げ3000億円(前期比31%増)、営業利益100億円(同527%増)の見通しを据え置いた。
同社は前期より、中期経営計画「NEXTTOYO2015」をスタートさせている。国内では設備投資が本格的な回復に至っていない。しかし、海外では、北米地域において、シェールガスを利用したエネルギー、ガス化学、化学肥料の各分野の設備投資計画が活発化する動きが見られる。インド、インドネシアなどの新興国においては、経済成長の減速懸念はあるものの、エネルギー、素材、食糧、水の需要拡大を背景に、プラント建設、資源開発、インフラ整備のニーズは高いまま推移している。また、ブラジルなど資源国においては、高い油価に支えられた設備投資や深海油田・ガス田等のエネルギー開発投資が続いて計画されるなど、同社を取り巻く環境は明るい。
最終年度の2016年3月期には純利益120億円(前期14億5700万円)を目指している。評価余地は大きい。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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