注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、キヤノン、新日本科学など

2013年9月4日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、キヤノン、新日本科学など

ファーストリテ<9983>:33250円(前日比-800円)
売り優勢。前日に8月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比で28.9%増、記録的な猛暑で夏物商品が好調であったもよう。4ヶ月連続でのプラス成長、2009年10月以来の高い伸びとなったほか、Uアローズ<7606>など他の衣料品専門店各社との比較でも伸び率は高くなっている。ただ、客単価の低下が続いているなど、粗利益率が低下傾向にあることを懸念視する動きもあり、先物との連動性が高いことで、日経平均が売り先行となっていることも逆風に。

キヤノン<7751>:3145円(同+115円)
大幅続伸。前日に自社株買いの実施を発表、買い材料につながっている。発行済み株式数の1.6%に当たる1800万株を上限とする自社株買いを実施と発表、取得期間は本日4日から11月1日までの予定。自社株買い実施の方向性は織り込まれていたが、株価が安値圏にあることに加え、これまでは比較的短期間で上限までの取得を行っていたことから、需給期待などは高まりやすくなっているもよう。

新日本科学<2395>:1314円(同+179円)
急伸。創薬ベンチャーのヘリオス(旧日本網膜研究所)が、資金調達のために株式上場を検討していることを明らかにしたと伝わっている。同社はヘリオスに資本参加しており、網膜色素上皮細胞移植法の検討で、非臨床分野での共同研究に向けた基本合意も行っており、関連銘柄の一角として関心が高まる展開になっているようだ。

日野自動車<7205>:1279円(同-47円)
下げが目立つ。ドイツ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も1800円から1350円に引き下げている。ASEANにおけるトラック販売台数の見通しにはまだ不透明感が強く、市場センチメントはすでに重荷になっているとの見方。国内トラック銘柄が好調を取り戻すには、ASEAN景気への懸念が緩和される必要があり、時間を要すると指摘している。

新光電工<6967>:1016円(同+11円)
買い優勢。クレディ・スイスでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は1100円としている。第1四半期決算後の業績ピークアウトやMPUパッケージの在庫調整リスクを織り込んで株価は大幅下落したが、MPUパッケージの調達・在庫水準には、株価調整を織り込むほどの過剰感が見られないと指摘、短期的な株価リバウンドを想定するとしている。

三井造船<7003>:189円(同+4円)
買い先行。JPモルガン(JPM)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を275円としている。低燃費船の実績と確固たる評価が特徴の造船部門を通じて、成長を加速させていくものと判断、市場シェアを取り戻す余地は大いにあると考えているもよう。これまで、アナリストの売り推奨が多い銘柄であったため、インパクトは強い状況と捉えられる。

日新製鋼HD<5413>:1218円(同+71円)
大幅続伸。みずほ証券では投資判断「買い」を継続、目標株価を1070円から1280円に引き上げている。普通鋼事業の黒字転換、ステンレスの国内価格上昇、ステンレス冷延コイルの国際価格上昇などに加えて、15年3月期の配当は50円が予想され配当利回りは4.5%になることなどを評価と。なお、みずほ証券では新日鉄住金の目標株価も引き上げている。

スリープロG<2375>:236円(同-62円)
急落。今期営業利益見通しを3.0億円から1.8億円へ、最終利益見通しを2.2億円から1.1億円へとそれぞれ大幅に下方修正したことが嫌気されている。BPO事業がPC市場の変化、家電量販店での店頭販売支援サービスに関する外部環境の変化などの影響を受けて、第3四半期において想定を大幅に下回る結果となったようだ。

ドリコム<3793>:124300円(同+20100円)
急伸。ソーシャルラーニングアプリ3タイトルの累計解答数が、8億問を突破したと発表したことが材料視されているようだ。同社は、iOS向けに「えいぽんたん!あなたのレベルで学べる英単語」などを提供している。「えいぽんたん!」は現在、アップストアー内の教育無料トップで1位にランクインしているもようで、ソーシャルラーニングアプリに関心が高まる格好に。《KO》

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