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【編集長の視点】ファーストリテイは反落、8月の月次既存店売上高好調も利益確定売り優勢
<銘柄ウオッチ>
ファーストリテイリング <9983> は、50円高の3万4100円と5営業日続伸して寄り付いたあと、600円安と売られ反落している。前日3日大引け後に8月度の国内ユニクロ事業の売上推移速報を発表、既存店売上高が、2009年10月以来、3年10カ月ぶりの高い伸びになったが、日経平均株価が、134円安と反落してスタートしたことから、先物売買に絡む裁定取引も意識され利益確定売りが優勢となっている。
8月の月次売上高は、既存店が、前年同期比28.9%増と今年5月以来4カ月連続で前年同月を上回り、このプラス幅は、2009年10月の35.7%増以来となる。この既存店売上高に直営店とダイレクト販売を加えた合計でも、34.2%増と同じく4カ月連続のプラスとなるとともに、2009年10月の47.7%増以来の伸び率となった。2009年10月は、気温が低く推移し、冬物商品の「フリース」、「ヒートテック」が大ヒットした月となっている。
8月の3年10カ月ぶりの高い伸びは、高い気温が続きキャンペーン商品を中心に夏物販売が好調に推移したことが要因となった。これで同社の今8月期の国内ユニクロ事業の通期売上高は、既存店が、前年同期比7.3%増と3期ぶりにプラス転換し、合計では10.5%増と続伸しており、今年4月に上方修正した今8月期通期業績の再上ぶれ修正にも期待をつなぐ。
株価は、4月の業績上方修正で年初来高値4万4400円まで1万円高し、その後は月次売上高のプラス・マイナスや裁定取引思惑などで3万円台央のもみ合いが続いた。信用倍率1倍台の信用好需給も交錯し、下値では強弱感が綱引きしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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