28日の香港市場概況:続落、内外の悪材料を受けて1週間半ぶり安値

2013年8月28日 18:08

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記事提供元:フィスコ


*18:08JST 28日の香港市場概況:続落、内外の悪材料を受けて1週間半ぶり安値

28日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続落となり、前日比350.12ポイント安(-1.60%)の21524.65で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同223.04ポイント安(-2.23%)の9765.19、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同89.92ポイント安(-2.11%)の4164.70だった。

ハンセン指数は終日軟調に推移し、終値で今月16日以来、1週間半ぶりの安値を付けた。シリア情勢の緊迫化や東南アジア株の下落など、外部環境の悪化を受けてリスク回避ムードが強まった。また、幹部が中国当局の調査を受けていると発表した中国石油天然気(00857/HK)と昆侖能源(00135/HK)が大幅安となり、指数を押し下げた。ただ、中国経済の底入れや景気対策への期待感から上海株が下げ渋ったことは、香港市場の一定の下支えとなった。

ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面安。値上がりは中国海洋石油(00883/HK)と中国聯通(00762/HK)の2銘柄にとどまった。中国海洋石油はシリア情勢を受けた国際原油相場の上昇が追い風に。一方、昆侖能源が13.51%安で値下がり率首位となったほか、中国石油天然気も4.39%安と大きく下落した。

このほか、本土系不動産セクターが安い。華潤置地(01109/HK)が3.27%安、中国海外発展(00688/HK)が2.81%安で引けた。先ごろ報じられた広州に続き、北京や南京でも一部市中銀行が住宅ローン引き締めに動いていると伝わった。

その他銘柄では、決算発表を受けての売り買いが目立った。東風汽車集団(00489/HK)は4.88%下落。6月中間決算は1桁増益にとどまった。半面、国美電器(00493/HK)が5.06%上昇。6月中間期での黒字転換に加え、復配方針を示したことが好感された。《KO》

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