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【近況リポート】セーラー万年筆:営業・生産ともに体制整備、収益力アップ目指す

伝統ある万年筆、最新の電子ペンなど幅広い文具とロボット製造・販売のセーラー万年筆<7992>(東2)は、第2四半期をボトムに下期以降来期に向けて、業績回復スピードを加速しそうだ。[写真拡大]
■ロボットで受注が急増、電子ペンBtoB展開・差別化商品など文具も領域拡大進む
伝統ある万年筆、最新の電子ペンなど幅広い文具とロボット製造・販売のセーラー万年筆<7992>(東2)は、第2四半期をボトムに下期以降来期に向けて、業績回復スピードを加速しそうだ。
第2四半期は厳しい着地となったが、文具、ロボット機器の両事業とも受注環境が好転へ向かう兆しが見えはじめ、中期経営計画路線への回帰をめざしている。
主力事業の文具は、筆記用具の新商品を期初から相次いでリリース、なかでも、日本の伝統技術を用いた高級万年筆や複合筆記具をリリースし注目された。金沢箔を贅沢に用いた「金麗蒔絵万年筆」(本体80,000円・5月)、角館(秋田県)だけに継承された『伝四郎』と融合させた「樺細工万年筆」(同30,000円・6月)、人気シリーズの優美蒔絵複合筆記具「東京駅丸の内駅舎」(同3,500円・7月)など、中高級品の売り上げが伸びている。
新たな文具アイテム『音声ペン』は、英語教材として出版大手(複数社)への大型OEM供給が決まり、今後に取引拡大が期待されている。
ロボット機器は、7月の受注実績が回復著しく、昨年9月以来の高水準となったようだ。受注増加現象は米国向けに顕著だが、国内向けでも受注が回復傾向にある。事業の前期売上シェアは3割強を占めているだけに受注増加は直接業績アップに繋がる要因であり期待も大きい。
■海外戦略:ロボット・東南アジア販売強化、文具・競争力活かし北欧重点
下期は販売力を強化し通期増収増益へ向け積極的な営業体制の確立、前期来推進してきた施策「製品組み立て、材料調達、生産設備製作などの内製化で工場稼働率のアップ、リードタイム短縮など製品原価低減、顧客ニーズへ決め細かに対応できる生産体制の確立」の実施で利益体質構築を実現する。
アベノミクス効果での個人消費盛り上がりや設備投資動向次第では、生産性向上への取組みが進んでいるので効率化の効果を発揮する局面が期待できる。
通期連結業績(7月31日付修正)は、売上高6,145百万円、営業利益81百万円、経常利益41百万円、当期純利益5百万円と見込んでいる。
文具部門は依然市場規模微減傾向は続くとみられるが、高付加価値、新ターゲット、新チャンネルを狙った商品開発の加速、昨年から取引を開始したブラジル、北欧など海外市場での競争力を生かした事業展開、電子音声ペンをはじめ、高級筆記用具などで法人営業を強化するために、BtoB事業領域拡大へ向けOEM生産に注力する。
ロボット機器部門では、ロボット機器部門では、最も汎用性が高く販売台数の多い中位機種の後継機RZ―-Aをはじめ、ニーズに合わせた、幅広い客層を取り込める価格帯の商品企画を推進する。復調した米国市場に加え、東南アジアでの販売強化に重点を置く。ハノイを営業所に昇格(4月)するなど、アフターサービスの拡充により機器の入替え・増設需要を取り込むとともに、タイ子会社(バンコク)の来期以降のエリア拡大(インドネシア、マレーシアなど)に取組む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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