23日の香港市場概況:反落、本土株の下落に連れて後場マイナス圏に転落

2013年8月23日 17:55

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記事提供元:フィスコ


*17:55JST 23日の香港市場概況:反落、本土株の下落に連れて後場マイナス圏に転落

23日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前日比31.89ポイント安(-0.15%)の21863.51で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同35.42ポイント安(-0.36%)の9932.35、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同9.74ポイント高(+0.23%)の4263.47だった。

前場のハンセン指数は堅調に推移。前日発表された中国や欧州の景況感指数の改善を受けて、世界的な景気回復期待が強まった。これを受けた前日の欧米株高も追い風となり、ハンセン指数は節目の22000を上回る水準で推移した。ただ、後場に入って指数は急速に上げ幅を縮め、マイナス圏に転落。この日の中国本土株の値崩れが投資家心理を冷やしたほか、中国建設銀行(00939/HK)など大型銀行株の決算を控え、慎重ムードが強まった。

ハンセン指数の構成銘柄では、中国石油天然気(00857/HK)が2.30%安。前日大引け後に発表した6月中間決算は市場予想を上回ったものの、下期の業況不透明感や天然ガス部門は実質赤字との報道が嫌気された。このほか、華潤創業(00291/HK)が1.51%下落。和記黄埔(00013/HK)の傘下スーパーの買収入札で最高額を提示したと伝わっている。

半面、香港系不動産株が総じて堅調。うち恒基兆業地産(00012/HK)は2.60%高で引けた。前日に大きく下げた反動に加え、恒基兆業地産は堅調な決算も買い戻しの材料となった。ほかに、中国神華能源(01088/HK)が1.24%高。本日の決算発表を前に業績改善への期待感が強まった。また、中国の景気底入れによる需要回復への思惑も持続しているもよう。

その他銘柄では、招商銀行(03968/HK)が1.13%下落。同社がこのほど発表した株主割当増資の詳細によると、割当価格は前日終値に対して18%のディスカウント水準に設定されている。一方、馬鞍山鋼鉄(00323/HK)が3.85%値上がり。同社が前日発表した6月中間決算は最終赤字が縮小、4-6月期では5300万元の黒字を確保した。《KO》

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