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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートの調整安は好買い場、今期2ケタ増益
EC事業を展開するインフォマート <2492> (東マ)の株価は、高値を前に20日(火)は147円安の2215円と一服の展開。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して好買い場提供といえるだろう。
フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は13年6月末時点で12年12月末比1157社増加の3万2636社(売り手企業が同1092社増加の2万5867社、買い手企業が同65社増加の6769社)となり増加基調である。
中期成長に向けてASP受発注システムなどの利用拡大、次世代「BtoB&クラウド」プラットフォームや新サービスの開発、海外展開の本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域の拡大、データ連携でのアライアンス戦略などを推進している。5月にはJFEシステムズ <4832> とASP規格書システム、6月には東芝テック <6588> とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表した。
7月31日発表の第2四半期累計(1月~6月)連結業績(7月12日に増額修正)は前年同期比15.2%増収、同60.3%営業増益、同64.1%経常増益、同78.6%最終増益だった。システム使用料収入が順調に増加して売上高は計画水準だった。利益面では増収効果に加えて、次世代プラットフォームのリリースを第3四半期(7月~9月)に行なうことになったため、第2四半期(4月~6月)に予定していたソフトウェア償却費計上を先送りしたことも増額要因となった。
通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。
株価の動き(7月1日付で株式2分割)を見ると、5月下旬以降は1800円~2200円近辺のレンジでボックス展開のようだ。
8月6日の終値2199円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円21銭で算出)は55倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式分割を考慮した年間換算21円13銭で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS198円30銭で算出)は11倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。好業績見通しを評価してボックスレンジ上放れ、5月9日の高値2545円を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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