【中国から探る日本株】SUV人気は健在、「夏枯れ」なく7月に販売台数40%増

2013年8月19日 08:03

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記事提供元:フィスコ


*08:03JST 【中国から探る日本株】SUV人気は健在、「夏枯れ」なく7月に販売台数40%増
中国の自動車市場では、スポーツ用多目的車(SUV)が人気だ。中国汽車工業協会がこのほど発表した最新統計によると、7月のSUV販売台数は前年同月比で40%超の増加となり、乗用車全体の伸び(11.8%)を大きく上回った。中国では例年7月に新車販売が伸び悩む傾向があるが、SUVに限ってはそうした「夏枯れ」は見られないという。

ブランド別の販売ランキングを見ると、1位は長城汽車の「哈弗(ホーバー)」がキープ。2位と3位も前月と変わらず、それぞれフォルクス・ワーゲン「ティグアン」、ホンダ<7267>「CR-V」が並んだ。ほかに日本ブランドでは、日産自動車<7201>「キャシュカイ」、トヨタ自動車<7203>「RAV4」「ハイランダー」がトップ10入りした。

乗用車全体で見た場合に比べて、SUVでは日系ブランドの人気が高く、日本の自動車各社にとっては強みを持つ分野といえそうだ。なお、中国では若者を中心に富裕層が増える中、「勝ち組のステータス」としてSUVを購入する人が多いそう。また、車内が広く、座面の高いSUVは中国人の好みにマッチしているとの指摘もある。

こうしたSUV人気を商機と捉え、各社が新モデルの投入に力を入れている。15日付のメディア報道によると、日産と中国の東風汽車との合弁である東風日産では、向こう2年で「キャシュカイ」など5車種について新モデルを投入する計画を明らかにしている。《NT》

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