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週刊ダイヤモンド今週号より~“大親分”の必死の資金改善策、パナソニックが支払い延長へ
記事提供元:フィスコ
*08:00JST 週刊ダイヤモンド今週号より~“大親分”の必死の資金改善策、パナソニックが支払い延長へ
7月上旬にパナソニック<6752>では、取引のある主な資材メーカーの担当者らを一斉に集め、今秋からの購入代金の支払期限を30日間延長して欲しいと要請しました。具体的には、105日間であった支払期限を、135日間に延ばして欲しいと頭を下げたわけです。
財務体質改善のための必要な施策ではあるものの、業界では、そのスタンスの豹変ぶりが話題となりました。「今回の契約の見直しは、あくまで同業他社と同レベルの水準にするもの」と言うとおり、説明会の資料では、わざわざ競合メーカー7社の支払期限を比較したグラフまで作成し、契約変更の正当性を主張しました。
「これまでは“大親分”だったパナソニックが最も支払条件がよかったが、年々悪化する業界標準をここで持ち出すとは寂しい限り」といった取引関係者の感傷的な声が聞こえてくるほか、一部の取引メーカーからは、契約変更に応じないと取引が難しいと示唆されたとう憤りの声も上がっているようです。
まさに必死の形相で、今年度1000億円の資金創出を目指しているわけですが、幅広い産業の裾野を持つ電機業界だけに、その“頂点”で始まった支払期限の延長が、ジワジワと資金繰りに影響してくることは間違いないとダイヤモンド誌では指摘しています。《NT》
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