【編集長の視点】双信電機は再動意、1Q赤字縮小、親会社株高も波及

2013年8月16日 09:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  双信電機 <6938> は、300円台下位での下値固めが続いているが、今年7月31日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績の赤字縮小や年間8円配当を見直し、再び割り負け訂正に動意付く展開が想定される。親会社の日本ガイシ <5333> が、1Q決算発表時に今3月期第2四半期累計業績を上方修正して急伸、25日移動平均線を大幅上方かい離し上値を追っていることも波及、連想を強めよう。

  1Q業績は、売り上げが、前年同期より2%増と増収転換し、経常利益は400万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)、純利益は2400万円の赤字(同5400万円の赤字)と赤字幅が改善した。産業機器市場部門では、ノイズフィルタが、半導体製造装置市場の需要が回復に転じてきたことに加えて、太陽光発電用を中心とした環境、新エネルギー市場向けのパワーコンディショナー用が好調に推移し、自動車用厚膜印刷基板も、自動車販売台数の増加の恩恵を受け、情報通信機器市場部門で、パソコン市場の縮小に伴う厚膜印刷基板の需要大幅減などをカバーした。2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、1億6000万円(同2.1倍)と3期ぶりの大幅増益転換を見込んでいる。配当も、前期と同様に年間8円の安定継続を予定している。

  株価は、今期業績の増益転換予想で年初来高値398円をつけ、全般相場急落にツレ安して323円まで調整したが、年間配当換算の配当利回り2.4%、PBR0.4倍水準では下方硬直性を発揮し下値固めを続けている。親会社株は、1400円台の値ごろはもちろん、25日線を3.6%上方かい離しPERは20倍台、PBRは1.5倍と買われているのに対して、同社株は、25日線を下方かい離して推移し割り負けており、比較感を強めて年初来高値にキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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