三菱自、ブラジルでコンパクトSUV「ASX」の現地生産を開始

2013年7月26日 16:04

印刷

「ASX」(画像:三菱自動車)

「ASX」(画像:三菱自動車)[写真拡大]

  • MMCBの「ASX」製造ライン(写真:三菱自動車)

 三菱自動車は26日、ブラジルにおける車両組立委託先兼販売総代理店であるMMC Automotores do Brasil Ltda.(以下MMCB)のカタロン工場において、コンパクトSUV「ASX」(日本名:「RVR」)の生産を開始したと発表した。

 三菱自動車は、1998年9月よりブラジルMMCBでの現地生産を開始しており、直近では3つのSUVモデルの生産を行っていた。これら3モデルに追加する形で今回新たに生産を開始した「ASX」は、日本をはじめ、米国、インドネシア、中国で生産される、三菱自動車をけん引する世界戦略車となる。

 「ASX」は2010年に輸入完成車としてブラジル市場に投入して以来、SUVらしい力強さに上質さを融合した外観デザイン、低燃費、様々な用途に使用できる使い勝手、取り回しがよく運転し易いコンパクトボディといった同モデルの持つ特長がブラジルの顧客のニーズに合致し、累計販売台数はすでに26,000台(2013年6月末時点)を超えるなど、高い評価を得ている。ブラジルの顧客に受け入れられるSUVとして、今後は現地生産に切り替え、更なる商品強化を図る。

関連記事