【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は再動意のタイミング接近、ストック型事業へ転換で業績上ブレの可能性

2013年7月26日 09:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は急反発後の反動で足元はやや軟調だが、再動意のタイミングが接近しているようだ。

 主力だった投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業の「ストック型フィービジネス」への事業構造転換を進めている。ただし、来期(14年12月期)以降の販売用物件確保に向けて事業用地の仕入れも進める方針だ。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比33.9%減の10億53百万円、営業利益が同16.1%減の1億21百万円、経常利益が同19.7%減の71百万円、純利益が同22.1%減の65百万円としている。不動産販売物件を予定していないため大幅減収減益だが、不動産管理・賃貸・仲介事業は概ね順調に推移する見込みだ。

 通期予想に対する第1四半期(1月~3月)の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が28.1%、経常利益が35.2%、純利益が33.8%だった。利益面の進捗率は高水準であり、通期上振れの可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日に113円まで調整したが、底打ちして7月4日の205円まで急反発した。足元では160円近辺まで水準を切り下げているが大きく下押す動きは見られず、急反発後の反動局面だろう。

 7月25日の終値161円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は24倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13円13銭)は12倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が抵抗線となって反落した形だが、急反発後の反動局面だろう。収益構造転換が評価材料であり、再動意のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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