【編集長の視点】日電産は業績上方修正で市場予想を上回りADR高も側面支援して高値更新

2013年7月24日 10:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  日本電産 <6594> は、710円高の8100円と3日続伸し、5月23日につけた年初来高値7500円を更新している。前日23日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算とともに、第2四半期(2Q)累計・3月通期業績の上方修正を発表、市場コンセンサスを上回ったことから主力株買いが増勢となっており、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、前日の東京市場の終値に対して303円高(円換算値)と大きく続伸して引けて帰ってきたことも側面支援している。

  業績上方修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを200億円、経常利益を50億円、純利益を35億円それぞれ引き上げ、純利益は、530億円(前期比6.6倍)とV字回復を鮮明化し、市場コンセンサスを約6億円上回る。為替レートは、期初予想の1ドル=95円、1ドル=125円を据え置いたが、1Q業績が、前期買収の海外6社の寄与で売り上げが、前年同期に比べて14%増加して、四半期として初めて2000億円を突破して過去最高となり、利益も、前期後半に断行した収益構造改革で期初予想を上ぶれ、純利益が、4四半期ぶりに増益転換したことを踏まえて上方修正した。

  株価は、前期業績の再下方修正・減配で売られた年初来安値4980円から底上げ、今期業績のV字回復予想が市場コンセンサスを上回るとして年初来高値7500円まで5割高し、全般相場急落で6070円と下値を探ったが、東証・大証の現物株市場統合思惑で7000円台まで持ち直した。年初来高値を更新し、昨年2月高値7750円も上抜いたここから、2010年12月高値8910円が次の上値目標として浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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