【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは6月安値から14%上昇、PER7~8倍となお割安で戻り本格化

2013年7月24日 09:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  カーテンレールやブラインド大手のトーソー <5956> (東2)の株価が水準を切り上げて出直り感強めている。23日(火)終値は470円と6月安値から14%上昇した位置にある。指標面の割安感が強く、高値圏への回帰が期待されるだろう。

  カーテンレールやブラインド類の室内装飾関連事業を主力として、ステッキなどの介護用品事業も展開している。今期(14年3月期)の連結業績見通しは売上高が前期比5.1%増の235億円、営業利益が同47.5%増の13億円、経常利益が同39.2%増の12億円、純利益が同58.5%増の6億50百万円としている。

  異次元金融緩和や消費増税前駆け込み需要が追い風となり、新設住宅着工戸数や住宅リフォーム需要は高水準に推移している。さらに省エネ意識の高まりも背景として、遮光・遮熱効果の高いカーテンレールやブラインドの好調な推移が予想される。高付加価値製品の好調に加えて、新製品の積極投入、展示会やキャンペーンを活用した営業強化策の効果なども寄与するだろう。なお7月31日に第1四半期(4月~6月)の業績発表を予定している。

  中期戦略としては、国内市場向け新商品開発のスピードアップ、非住宅物件の獲得、海外での大型案件獲得、インドネシアの生産子会社の機能拡大、原価低減や総費用低減、新規領域としてのステッキなど介護用品事業の拡大を掲げている。

  株価の動きを見ると、6月7日に411円、6月26日に410円まで調整したが、足元では水準を切り上げて470円近辺まで戻している。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

  7月23日の終値470円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円48銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS938円45銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調に回帰した形だろう。低PER、低PBRで指標面の割安感が強く、今期好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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