ダイハツの「ミライース」、ガソリン車トップの燃費33.4km/Lを達成

2013年7月22日 18:12

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 ダイハツ工業は22日、軽自動車のさらなる燃費向上のため、低燃費・低価格なクルマづくりの核となる「e:S テクノロジー(Energy Saving Technology)」をさらに進化させたと発表した。今年8月にマイナーチェンジ予定の「ミライース」に、従来の技術に加えて今回の改良アイテムを採用することで、ガソリン車トップの燃費33.4km/Lを達成する見込み。

 「e:S テクノロジー」は2011年7月に、「低燃費」「低価格」「省資源」なクルマづくりの核となる技術として開発された。これを搭載して2011年9月に発売した「ミライース」は、30km/Lの低燃費を達成すると同時に、入り口価格80万円を切る低価格を実現することで幅広い層からの支持を集めている。また、「ムーヴ」「タント」など他車種にも展開し、ダイハツ軽自動車の低燃費・低価格化に貢献している。

 今回、「e:S テクノロジー」の3大要素である「パワートレーンの進化」「車両の進化」「エネルギーマネジメント」についてそれぞれ改良を行い、燃焼効率の向上や走行抵抗の低減、エネルギー効率の向上などを徹底的に追求した。

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