NY金:反発で1284.2ドル、17日のトレーディングレンジで推移

2013年7月19日 07:03

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反発で1284.2ドル、17日のトレーディングレンジで推移

NY金は反発(COMEX金8月限終値:1284.2 ↑6.7)。17日のトレーディングレンジ(1269.30-1299.7ドル)で推移し、依然として長期的なダウントレンドが続く中で、金は6月27日に1179.4ドルまで直近安値を更新してからの戻りは鈍い。

17日の議会証言に続きバーナンキ議長は18日、引き締めへの3要因(経済の改善、労働市場の正常化、インフレの2%への回復)を挙げた。一方で、議員からは9月からの資産購入縮小開始への直接的な質問がなされたが、議長は直接的な返答を避けている。ソシエテ・ジェネラルは、縮小が9月から開始されるとの見方を変える理由ないとの見解を示している。一方で、モルガン・スタンレーは第3四半期には縮小開始されないと見込むとの見解を示している。

バーナンキ議長は、10日夕方(4:10PMから)の講演後のQ&A時に緩和政策継続の意思を示し、これまでの態度を一変させていた。《KO》

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