【編集長の視点】ユーシンは業績上方修正で最高純利益の更新幅を伸ばして続伸

2013年7月16日 10:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ユーシン <6985> は、32円高の850円と急続伸して始まっている。連休前の12日大引け後に今11月期第2四半期(2Q)累計決算とともに、その2Q累計業績と11月通期業績の上方修正を発表、通期純利益が、大幅に黒字転換して3期ぶりの過去最高更新の更新幅を伸ばすことを手掛かりに割安修正買いが増勢となっている。ただ、寄り付き高後は、利益確定売りも交錯し、13円安と下ぶれ12日終値を挟むもみ合いに変わっている。

  上方修正のうち11月通期業績は、期初予想より売り上げを50億円、経常利益を20億円、純利益を2億円それぞれアップさせ、純利益は、42億円(前期は15億3700万円の赤字)と黒字転換幅を拡大し、2010年11月期の過去最高(29億2100万円)を更新する。

  自動車部門では、国内の受注、出荷が下半期にさらに回復し、海外の生産・販売とともに堅調に推移、産業機械部門でも、農業機械や建設機械、工作機械向けが復調する見通しで住宅機器部門も引き続き順調に推移、円安進行に伴う為替差益計上が加わったことが要因で、純利益は、前期計上の工場移転に伴って計上した減損損失10億4900万円が一巡することから大幅黒字転換する。

  株価は、今期純利益の過去最高更新予想に自己株式取得がオンしてストップ高を交えて600円台に乗せ、自己株式取得の取得上限を拡大したことが追撃材料となって836円まで上値を伸ばし、自己株式取得終了で574円まで調整し1Q純利益黒字転換で年初来高値935円まで買われたものの、全般急落相場の波及で635円まで再調整した。同安値から200円幅のリバウンドをしているが、PERはなお6倍台、PBRは0.6倍と割安である。値動きにややクセの悪さがあるが、高値奪回に向け下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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