長期安定政権に期待した動き、TPP関連への物色も/東京株オープニングコメント

2013年7月16日 08:04

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記事提供元:フィスコ


*08:04JST 長期安定政権に期待した動き、TPP関連への物色も
 16日の東京市場は堅調な展開が期待される。米国ではJPモルガンやシティなどの好決算が相次いでおり、15日のNYダウは3日続伸。シカゴ日経225先物清算値は大証比240円高の14710円となり、日経平均はこれにサヤ寄せするギャップ・アップからのスタートになろう。足元で日経平均は14500円辺りで上値を抑えられる格好でのこう着が続いていたが、これを上放れる形状になる。

 連休明けの株式市場への波乱要因として警戒されていた中国の4-6月期の実質GDP成長率は、年率7.5%と市場コンセンサスの範囲内だったため、通過材料としての見方になろう。また、フィッチ・レーティングスは12日、フランスの長期債務格付けを1段階引き下げたが、海外市場の落ち着いた流れから、影響は限定的になろう。

 物色については、21日の参院選投開票に向けて、改めて長期安定政権に期待した動きが強まることが期待される。市場の関心としては、ねじれ解消を受けて海外勢がどう動くかであろうが、自民圧勝となった2005年9月の「郵政選挙」では、その後、外国人買いが加速した。

 結果を見極めたいとの様子見ムードも強まる可能性はあろうが、利益確定の流れがあったとしても、海外勢による押し目買いによって底堅さが意識されよう。また、メディアによる議席数予想などが刺激材料になる可能性がある。個人投資家主体による先回り的な動きも意識されそうだ。

 また、環太平洋経済連携協定(TPP)の第18回交渉会合が15日、マレーシアのコタキナバルで始まった。日本は米国の承認手続きが終わる23日午後(現地時間)から初めて交渉に参加する見通しである。TPP関連などには個人主体の資金が向かいやすいだろう。《TN》

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