前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ決算はコンセンサスを下振れ

2013年7月12日 08:31

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記事提供元:フィスコ


*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ決算はコンセンサスを下振れ

12日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:半導体や金融セクターの動向に注目
■外資系証券の注文動向:差し引き1880万株の買い越し
■前場の注目材料:ファーストリテ<9983>の3-5月期営業利益はコンセンサスを下振れ

■半導体や金融セクターの動向に注目

☆日経225想定レンジ:上限14700円-下限14500円

12日の東京市場は買い先行の展開になろう。ただ、円相場は1ドル99円前後での推移となるなか、輸出関連は手掛けづらいと考えられる。シカゴ日経225先物清算値は14525円であり、日経平均はこれにサヤ寄せして始まった後は、14500円を挟んでの攻防といったところか。また、オプションSQとなるため、SQ値が心理的な支持・抵抗として意識されるであろう。とはいえ、日経平均は4週連続で週末に大幅上昇しており、先高観は強そうだ。

11日の米国株式相場は、NYダウが大幅に反発した。10日のバーナンキFRB議長発言を受けて、量的緩和の縮小懸念が後退したことが好感された。11日の上海指数が3%超の上昇となるなど、アジア市場も軒並み上昇していたが、バーナンキ発言に振らされた格好だった。そのため、米国市場の上昇については、織り込み済みといった面があるほか、上海などの上昇に持続性が見られるかを見極めたいところであろう。

物色としては米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズの上昇を背景に、半導体セクターへの波及がみられそうである。また、米国では決算シーズンに入っており、決算への期待が高まっている。12日にはJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴの決算が予定されており、メガバンクなど金融セクターの動向にも注目。そのほかは、3DプリンターやTPP、iPS関連など、個人主体によるテーマ株物色。出遅れ感のある低位材料株の水準訂正の動きなども、活発となりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き1880万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1400万株、買い3280万株、差し引き1880万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月5日(金):560万株の買い越し
7月8日(月):750万株の買い越し
7月9日(火):2200万株の買い越し
7月10日(水):350万株の買い越し
7月11日(木):450万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国株高もドル・円の円高で手掛けづらい状況、上海株を見極めへ
・ファーストリテ<9983>の3-5月期営業利益はコンセンサスを下振れ
・テーマ物色は活発、来週の交渉会合開始を前にTPP関連に関心が高まるか

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

10:00 営業毎旬報告(7月10日現在、日本銀行)
11:00 発受電速報(6月、電気事業連合会)《KO》

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