注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、日立製作所、黒崎播磨など

2013年7月11日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、日立製作所、黒崎播磨など

オリンパス<7733>:3070円(前日比+101円)
買い先行。ドイツ証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を3900円と設定している。内視鏡事業の成長加速が見込まれること、事業再構築やコスト削減の取り組みによる収益性の改善などを評価ポイントとしている。増資実施による希薄化懸念なども一旦織り込んだ中、押し目買いの動きが一段と強まる状況へ。

日立製作所<6501>:641円(同-23円)
売り先行。為替の円高進行を受けて主力株には買い手控えムードが強まる格好だが、同社に関しては、第1四半期決算への警戒感なども指摘されているもよう。本日はシティがプレビューレポート、営業利益は前年同期の635億円に対して、300-400億円にとどまる可能性としている。ただ、もともと会社側では上半期は大幅減益計画であり、計画の範囲内の着地になったと捉えているもよう。

黒崎播磨<5352>:239円(同+34円)
急伸。特に目立った材料は観測されていないが、特定資金の介入観測などがはやされているとの見方が多いようだ。テーマ物色に加えて、こうした特定資金介入などを手掛かりに人気化する銘柄が足元では増えており、思惑主導の展開と見られる。なお、類似企業となる品川リフラクト<5351>なども連れ高する展開に。

三井造船<7003>:171円(同+6円)
しっかり。バークレイズでは投資判断「アンダーウェイト」継続ながら、第1四半期決算発表を挟んだ7-8月という短期では、株価パフォーマンスの反転もあり得るとしている。第1四半期営業利益は前年同期比5%増の44億円と予想、特殊要因の計上もあるが、上期計画50億円との比較では高進捗を想定している。また、造船受注も足元で好調、第1四半期のハンディサイズ・バルク船の受注は、通期計画の15隻に対して10隻と予想している。

横河ブリッジHD<5911>:1300円(同+71円)
大幅高。SMBC日興証券ではテクニカル分析で取り上げている。最近の株価上昇で06年の高値1160円を上抜き、中勢第3波動中の小勢第3波が進行中であることが確認されたと指摘している。同波動であるサード・オブ・サードは、上昇の勢いが最も強くなることが多いといわれており、1300-1350円と1450円処が当面のフシとなるが、同水準を早期に上抜くなら、9月後半頃までに2060円処まで上昇が拡大の可能性と。

チヨダ<8185>:2424円(同-200円)
売り先行。同社が前日に発表した第1四半期決算内容が嫌気される格好に。営業利益は41.4億円で前年同期比2.3%減益、上半期計画は7.7%の増益予想であり、下振れ推移との見方が先行する形に。同業のABCマート<2670>も前日に決算を発表、第1四半期営業利益は20.6%の大幅増益となっており、相対的な比較感も強く意識される格好に。

JIN<3046>:4765円(同-435円)
大幅反落。2012年9月-2013年5月期営業利益は前年同期比3.2倍の50.4億円となった。大幅増益での着地となったものの、3-5月期営業利益は10.8億円となり、アナリスト予想の14億円前後を下回ったことが嫌気されている。クレディ・スイスでは、予想との差異として大きかったのは、業務系システムを刷新したことに伴う業務委託費の増加で、これはクレディ・スイス想定にも会社側の通年予算にも織り込まれていない内容であったとコメントしている。

竹内製作<6432>:2145円(同-114円)
売り優勢。3-5月期営業利益は前年同期比40.6%減の2.7億円となり、大幅減益での着地となったことが嫌気されている。国内については、欧州向けミニショベルや油圧ショベルの販売台数が減少し、売上高は前年同期比16.3%減の43.4億円となっている。なお、減益要因のうち4億円が製品の値引による引当金の影響であり、一時的要因との指摘も。

ディップ<2379>:506円(同+80円)
急伸でストップ高。上期の営業損益見通しを8600万円の赤字から1.0億円の黒字へ、通期の営業利益見通しを6.0億円から7.9億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。第1四半期において、積極的な広告宣伝投資を実施したことなどにより業績が順調に伸長したことが背景。なお、第1四半期営業損益は8100万円の黒字転換で着地している。

ADWAYS<2489>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。昨日は後場急伸となり、引き続き、LINE社と代理店契約を締結し、「LINEフリーコイン」の販売を開始したと発表したことが材料視されている。「LINEフリーコイン」は、LINEが選定した特定のアプリをインストールすると、LINE内の仮想通貨である「LINEコイン」が獲得できる、アンドロイド版向けインセンティブ付アプリ紹介サービス。

リプロセル<4978>:13110円(同+700円)
買い先行。iPS医療の安全基準統一による開発期間の短縮が報じられており、iPS細胞関連の一角として関心が高まっている。政府は再生医療と創薬で異なっていた安全基準を統一し、開発期間を最短2年と今よりも3分の1に短縮すると。なお、今秋までに基準の原案を作り、2014年中には施行するとも伝わっている。《KO》

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