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10日の香港市場概況:続伸で1週間ぶりの高値、本土株高を受けて買い戻しが進む
*17:41JST 10日の香港市場概況:続伸で1週間ぶりの高値、本土株高を受けて買い戻しが進む
10日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続伸となり、前日比221.55ポイント高(+1.07%)の20904.56で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同163.85ポイント高(+1.81%)の9215.08、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同19.03ポイント高(+0.48%)の3971.07だった。
ハンセン指数は終値で今月3日以来、1週間ぶりの高値を付けた。米アルミ大手アルコアの決算上振れを受けて、前日の欧米株は上昇。ハンセン指数もこの流れを引き継ぎ、買い優勢でスタートした。その後、この日発表された中国の貿易統計が弱い着地となったことで後場にはマイナス圏に沈む場面も見られたが、ほどなく切り返す展開に。この日の中国本土株が後場大幅高となったことで買い戻しが進んだ。
なお、朝方発表された中国の6月貿易統計は、輸出入がともに予想外のマイナスに。輸出の減少は昨年1月以来、1年5カ月ぶりとなる。海外の景気低迷に加えて、中国政府が輸出データの水増しに対する取り締まりを強化していることが背景。一部では、来週15日に発表される4-6月期の国内総生産(GDP)の下振れを警戒する声も聞かれる。
ハンセン指数の構成銘柄では、サンズ・チャイナ(01928/HK)や銀河娯楽(00027/HK)といったカジノ株が反発。前日には、マカオ当局が旅客の現金持ち込みに対し、申告制を導入する可能性が報じられていた。一方、中国の貿易統計が弱い内容となったことで、中遠太平洋(01199/HK)や招商局国際(00144/HK)など港湾関連が売られた。
その他の個別銘柄では、周大福珠宝(01929/HK)が12.95%値を上げた。発表した業務統計で、4-6月期の既存店売上高が前年同期比48%増と高い伸びを示したことが好感された。一方、環境関連プラントを手掛ける国電科技環保(01296/HK)が28.89%安と暴落。6月中間決算での減益予想を発表したことが売り手掛かりとなった。《KO》
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