【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは4万6300円と6月ボトミから6%超戻し底打ち、今期っ業績黒字化

2013年7月10日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 パソコンなどのネット通販を展開するストリーム<3071>(東マ)の株価が底打ち感を強めている。

 パソコン、家電製品、デジタルカメラなどのネット通販サイト「ECカレント」運営を主力として、自動車関連塗料、食品、太陽光関連部材などの販売も手掛けている。家電業界の低迷などで厳しい事業環境が続いているが、既存顧客へのダイレクトマーケティングなど販促活動強化、ベスト電器<8175>からの商品仕入れ強化、さらに販管費削減などで収益改善を目指している。

 今期(14年1月期)連結業績見通しは売上高が前期比0.9%増の228億25百万円で、営業利益が2億15百万円、経常利益が2億01百万円、純利益が1億36百万円の黒字化としている。ただし第1四半期(2月~4月)は売上高が前年同期比34.0%減少し、営業利益が1億41百万円の赤字、経常利益が1億33百万円の赤字、純利益が1億31百万円の赤字だった。

 家電メーカーの業績悪化、家電小売業界の価格競争激化や再編などの影響で商品仕入れの厳しい状況が続き、主力の家電やパソコンが大幅減収だった。国内メーカー腕時計やオフィスソフトなどは好調であり、下期(8月~1月)以降の需要底入れと収益改善に期待したいが、今期については通期見通し下振れに注意が必要だろう。

 株価の動きを見ると、6月26日に4万3950円、また6月28日に4万4000円まで調整した。しかし6月10日の年初来安値4万3500円を割り込まずに反発して水準をやや切り上げ、足元では4万6000円台に戻している。今期業績見通し下振れの可能性を織り込んで、底打ちした可能性があるだろう。

 7月9日の終値4万6300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS3432円47銭で算出)は13~14倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3657円09銭で算出)は3.4倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、目先的には底打ち反転の構えを見せている。抵抗線となっている75日移動平均線を突破すれば出直りに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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