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【今日の言葉】気迷いの売買単価、夏相場で低下も
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『気迷いの売買単価、夏相場で低下も』=マーケットで平均して、どのていどの価格の銘柄が売買されているかを見る『売買単価』が800円前後で気迷い的な展開となっている。東証1部の「売買代金」÷「出来高」の計算式で求めるもので、通常は日々の売買単価を移動平均として加工し、「6日平均売買単価」として用いる。
今年5月10日の839円をピークに低下、現在は800円を挟んでの小動きとなっている。売買単価が上下する最大の要因は計算式の分子にあたる「売買代金」の増減にある。売買代金が多いときはマーケットに流入している資金が多いことを意味する。
今年5月28日に5兆8300億円だった売買代金は足元4日時点では1兆9000億円まで6割超の大幅減少となっている。結果、売物の多い値ガサ優良株は手がけ難く、売物の少なそうな株価水準の低い中低銘柄に物色のホコ先が向き、「売買単価」の低下となっている。
この先、売買主役の外国人投資家のバカンスを考えると売買代金増加は大きくは期待できず、国内資金での相場形成ということになって、結果、800円前後でモミ合っている売買単価はさらに低下が予想されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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