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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミルボンは『25日線』上抜き後の動き抜群、本格上昇へ、業績好調
業務用ヘアケア化粧品のミルボン<4919>(東1)の株価は『25日線』を上抜いた後のモミ合い良好で出直りが本格化するだろう。今期(13年12月期)好業績見通しを再評価する動きを強めそうだ。
美容室で使用されるヘアケア用剤や染毛剤を主力としている。美容室の利用者は団塊ジュニアの30代~40代で約5割を占めるようになり、年間利用額も増加傾向である。こうした動向も追い風として、ヘアデザイナーを通じてオーガニック製品を提供する事業を全国展開する。海外は米国、中国、韓国に続いてタイ、マレーシア、ベトナム、トルコなどに進出し、海外向け生産拠点としてタイ工場の13年12月稼働を予定している。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増の231億円、営業利益が同6.6%増の42億50百万円、経常利益が同6.0%増の39億60百万円、純利益が同14.6%増の24億40百万円としている。主力のヘアケア用剤や染毛剤が新製品効果も寄与して順調に推移する見込みだ。
6月26日発表の第2四半期累計(12年12月21日~13年6月20日)は前年同期比8.4%増収、同11.7%営業増益、同13.3%経常増益、同18.9%最終増益の増収増益だった。ヘアケア用剤は2月に発売した新製品が寄与して同11.4%増収となり、染毛剤も同7.7%増収と好調だった。海外では中国と韓国の増収も寄与したようだ。通期予想に対する進捗率は売上高が49.5%、営業利益が51.6%、経常利益が52.1%、純利益が52.1%と概ね順調な水準である。
なお7月1日に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を発表し、7月2日に取得(取得株式総数13万株、取得価額総額4億6085万円)した。
株価の動きを見ると、概ね3100円~3200円近辺の水準で下値固めが完了し、第2四半期累計の好業績を評価して一気に3500円~3600円近辺まで水準を切り上げた。出直り本格化の形だろう。
7月8日の終値3490円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS177円06銭で算出)は19~20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間66円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1478円02銭で算出)は2.4倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線と75日移動平均線を続けて突破した。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発して13週移動平均線を回復した。強基調に転換したようだ。今期好業績見通しを再評価して、4月の年初来高値3800円を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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