【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピーエイは『ダブル底』チャート形成して本格出直り、求人需要回復の追い風

2013年7月9日 09:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 求人情報誌・サイトのピーエイ<4766>(東マ)の株価が底打ち確認の足のチャートから動意付いて出直り感を強めている。求人需要回復が追い風であり、今期(13年12月期)好業績見通しに再評価の余地があるだろう。

 東北・関東・信越・北陸地域で紙媒体の無料求人情報誌「ジョブポスト」を発行し、スマートフォン向けサイト「ジョブポストweb」を強化している。3月29日に「ジョブポストweb」の群馬県版・栃木県版・山梨県版のサービス開始を発表して営業エリアを拡大するとともに、4月には求人広告事業に経営資源を集中するためフリーマガジン「トクッピ」を譲渡している。

 今期(13年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比25.1%増の16億円、営業利益が同43.1%増の2億円、経常利益が同31.7%増の2億円、純利益は震災補償金や税効果会計の一巡で同14.8%減の1億90百万円としている。

 第1四半期(1月~3月)は、営業エリア拡大に向けた人員増で前年同期比24.7%営業減益だったが、求人需要回復や営業強化などで同12.7%増収と好調だった。アベノミクス効果などで求人需要が回復傾向を強めていることが追い風であり、「ジョブポストweb」の営業エリア拡大も寄与して営業増益が期待される。

 株価の動きを見ると、6月27日に152円まで調整して6月7日の155円を割り込む場面があったが、すぐに急反発して『ダブル底』を形成し200円台を回復し『25日線』も上抜いている。

 7月8日の終値221円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円67銭で算出)は12~13倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS74円58銭で算出)は3.0倍近辺である。

 また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発している。13週移動平均線を突破すれば、高値470円(4月25日)挑戦へ出直り展開に弾みが付きそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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