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NY金:反発で1234.9ドル、5日の下落分をほぼ取り戻すも大きな動きに欠ける
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY金:反発で1234.9ドル、5日の下落分をほぼ取り戻すも大きな動きに欠ける
NY金は反発(COMEX金8月限終値:1234.9 ↑22.20)。6月27日に1179.4ドルまで直近安値を更新していた以降、戻りを試す展開が続いていた金は2日に1267ドルまで上昇した後に、レジスタンスのある1268ドルを試すことなく、その後失速して5日に1206.9ドルまで下落。8日は1237.4ドルまで戻し、5日の通常取引開始後からの下落分をほぼ取り消したが、その後は大きな動きに欠けた。
先週末の6月の雇用統計では、フルタイムの職が減少している中で、パートタイムの職が統計以来過去最高になっていることが明らかになっており、経済成長には疑問が持たれていたが、連銀の示す資産購入縮小へのガイダンスに沿っている。縮小への思惑に関しては、雇用統計後にゴールドマン・サックスとJPモルガンが予想を9月に繰り上げている。
そのほか、フィッチが利上げは2015年半ばまで行われないとの見通しを示している。なお、10日には、議事録公開とバーナンキ議長が経済政策に関してボストンで講演が予定されている。《KO》
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