安定政権への期待から押し目買い意欲は強く/ランチタイムコメント

2013年7月8日 11:52

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記事提供元:フィスコ


*11:52JST 安定政権への期待から押し目買い意欲は強く
 日経平均は続伸。55.34円高の14365.31円(出来高概算16億9000万株)で前場の取引を終えている。米雇用統計の結果を受けた5日の米国市場の上昇のほか、円相場の1ドル101円台乗せが追い風となり、日経平均は14400円を回復して始まった。ただ、上値追いには慎重であり、寄付き直後につけた14497.65円を高値にその後はこう着感の強い展開に。前場半ばには、ハンセン指数や上海指数の弱い動きなどから、先物主導によるインデックス売りから下げに転じる局面もみられている。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数は1000を超えており、全体の過半数は占めている。規模別指数も大型、中型、小型株指数ともにプラスをキープ。指数インパクトの大きいところでは、大和ハウス<1925>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>などの弱い値動きが重しになっている。
 上海などの弱い値動きを受けて、先物主導で売り仕掛け的な動きが出ているようである。指数インパクトの大きい値がさの一角にプログラム売りが出てくるようだと、日経平均は再び下げに転じてしまう可能性はありそうだ。
 ただし、参院選でのねじれ解消が焦点となるなか、安定政権への期待から押し目買い意欲は強く、大きな下振れは考えづらいところ。また、材料系の銘柄なども個人主体の売買によって取引が活発であり、テーマ銘柄などの循環物色が続くとみておきたい。
 8日の米国ではアルコアの決算を皮切りに決算シーズン入りとなる。出足を見極めたいとの姿勢から積極的な売買は手控えられそうでが、先物主導のプログラム売買の影響を受けづらい材料系の銘柄や新興市場の中小型株などには、物色資金が向かいやすいだろう。(村瀬智一)《FA》

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