中国:一部銀行がマイカーローン引き締めか、日産など販売回復さらに遅れる公算も

2013年7月8日 11:57

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記事提供元:フィスコ


*11:58JST 中国:一部銀行がマイカーローン引き締めか、日産など販売回復さらに遅れる公算も
中国の首都、北京市で一部銀行がマイカーローンの引き締めに動いているようだ。金融市場での流動性ひっ迫が尾を引いているとみられており、日産自動車<7201>など日系自動車メーカーの販売回復がさらに遅れる公算も出てきた。

地元紙「北京日報」(8日付)によると、一部の銀行ではマイカーローンの申し込みに際し、以前よりも詳細な書類の提出を求めているほか、北京市内での不動産所有を融資提供の前提とするケースも出ているという。また、審査の時間がこれまでよりも長期化している銀行や、マイカーローン業務そのものを停止する銀行もあるという。

市場関係者は、仮に銀行の流動性ひっ迫が続けば、自動車ディーラーやメーカーも資金面での圧力に直面すると指摘。長期的に見て、自動車市場にマイナスの影響をもたらす可能性があるとの見方を示している。ただ一方で、中国の自動車ローン利用は大都市に限られることから、影響は限定的とみる専門家もいる。

なお、外資系各社の中国での新車販売状況を見ると、日本勢ではトヨタ自動車<7203>が6月に9%増を確保したのを除き、日産、ホンダ<7267>、スズキ<7269>、マツダ<7261>ともにマイナスを記録した。一方、米ゼネラルモーターズ(GM)や韓国現代自動車など、その他海外勢は総じて2桁増を記録している。《NT》

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