週末は4週連続で大幅高に【クロージング】

2013年7月5日 16:08

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:08JST 週末は4週連続で大幅高に【クロージング】

5日の日経平均は大幅反発となり、291.04円高の14309.97円(出来高概算28億株)で取引を終えた。欧州市場の大幅な上昇が買い安心感につながっている。イングランド銀行(英中銀)や欧州中央銀行(ECB)が緩和政策の継続を示したことが材料視された。また、ポルトガル国債の利回りが低下したことも欧州市場の上昇につながったようである。

休場明けの米国では雇用統計の発表が控えていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まる局面もみられた。しかし、輸出関連などを中心に幅広いセクターが上昇するなか、ショートカバーなども巻き込む形で大引けにかけて上げ幅を広げている。

結局、東証1部の値上がり数が1400を超え、全体の8割を占めた。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、日経平均、TOPIXともに本日の高値で取引を終えた。今週は欧州や上海の不透明感から弱含みとなる局面もあったが、これで週末は4週連続で、大幅な上昇をみせている。また、週間では3週連続の上昇となり、6月13日安値が目先底となる可能性が一段と高まっている。

来週はFOMC議事録、バーナンキFRB議長講演、日銀金融政策決定会合、ユーロ圏財務相会合などが予定されており、特にFOMC議事録では量的緩和縮小への思惑が相場を大きく振らす要因になりそうだ。もっとも、米国の緩和縮小に対して日本の緩和拡大政策のなか、米国の不安定な局面に対して、日本市場の底堅さが意識されそうだ。

また、参院選がスタートし、ねじれ解消が焦点となるなか、選挙後の安定政権による成長期待から海外勢の資金流入は一段と強まると考えられる。個人の材料株物色も活発であり、より出遅れている銘柄の底上げの流れが強まる可能性がある。《KO》

関連記事