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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和コンピューターは農業関連人気も加わる、静岡県に統合環境制御システムを構築して農作物生産・販売事業を本格化
■今7月期大幅増益
ソフトウェア受託開発の大和コンピューター<3816>(JQS)の株価は調整がほぼ一巡したようだ。今期(13年7月期)好業績見通しに加えて農業関連のテーマ性も支援材料であり、出直り展開が期待されるだろう。
基幹系業務用ソフトウェアの受託開発やサービスインテグレーションを展開し、大塚商会<4768>とSCSK<9719>向けを主力としている。また静岡県袋井市に農地・農業生産設備を確保し、統合環境制御システムを構築して農作物生産・販売事業も本格的に開始している。
今期の連結業績見通しについては、5月30日に2回目の増額修正を発表して売上高が前期比1.1%減の18億80百万円、営業利益が同25.8%増の2億60百万円、経常利益が同28.6%増の2億70百万円、純利益が同57.1%増の1億55百万円とした。
農業分野で費用先行するが、システム開発やCMMI(米カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所が開発したプロセス改善モデル)導入コンサルティングが好調に推移しているようだ。通期予想に対する第3四半期累計(12年8月~13年4月)の進捗率は売上高が77.7%、営業利益が93.1%、経常利益が95.2%、純利益が95.5%と高水準であり、3回目の増額の可能性もあるだろう。
なお5月30日に株式の立会外分売を発表し、6月18日に実施(分売株式数3万株、分売価格1363円)した。
株価の動き(5月1日付で1株を1.5株に株式分割)を見ると、5月の戻り高値圏2200円近辺から反落して6月7日に1260円、6月27日にも1263円まで調整した。しかし足元では1400円近辺まで戻している。調整がほぼ一巡したようだ。
7月4日の終値1399円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS117円62銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1677円11銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、調整一巡感を強めている。今期好業績見通しであり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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