党首討論会の状況

2013年7月4日 07:51

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記事提供元:フィスコ


*07:51JST 党首討論会の状況
参議院選挙を控えて、2回ほど党首討論会が開催された。最も重要な論点となっていたのは、いうまでもなく経済問題であった。アベノミクスを推進する自民党に対して、野党が批判を加えるという展開となったが、各野党はアベノミクスに対して個々に批判や懸念を示すものの、「じゃあどうする」という対案はほとんど示されなかった。主なものとしては、「子ども手当などで中間層を支援する」「大企業を優遇する格差社会にしない」「強い国ではなくやさしい国にする」「最低賃金で時給を1000円以上にする」などが表明されたが、理論武装にも欠けており迫力不足であったと言わざるをえない。福祉を充実するにしても経済全体が成長しないと、福祉に回せるお金も作り出せないのだが、日本経済全体が成長するためにはどうしたらいいのかという点に魅力ある提案は全く見られなかった。野党がこのような状態であるなら、足元で経済指標などが改善していることもあって、きたる参議院選挙では、国民は「アベノミクスにかけてみる」という選択肢以外見いだせないのではないか。野党がこのままの状態なら、株式市場も自民党の勝利を益々織り込んでいく状況になって行きそうだ。《YU》

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