手控え要因あるが、押し目買い意欲は強そう/ランチタイムコメント

2013年7月3日 11:52

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記事提供元:フィスコ


*11:52JST 手控え要因あるが、押し目買い意欲は強そう
 日経平均は反落。83.87円安の14017.87円(出来高概算15億2000万株)で前場の取引を終えた。2日の米国株式相場は、エジプト情勢が嫌気されてNYダウは下落となったが、一方で好調な米6月の自動車販売や円相場が1ドル100円台を回復するなか、輸出関連に買いが先行した。日経平均は続伸して始まり、寄付き直後には一時14164.77円まで上げ幅を広げる局面もみられた。
 ただ、買い一巡後はこう着感の強い相場展開となるなか、上海市場の弱い動きなどもあって前引けにかけて利益確定の動きに。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。セクターではゴム製品、鉱業、保険、石油石炭、不動産が堅調。半面、電力ガス、海運、水産農林、その他金融などが利食いに押されている。
 買い一巡後は利益確定の流れが強まっており、日経平均は14000円処でのこう着をみせている。指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、東エレク<8035>などの弱い値動きなども、重しとなっているようだ。
 もっとも、3日の米国では雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告の発表が予定されている。さらに4日が「独立記念日」で休場となり、3日は午後1時までの短縮取引となるため、商いが膨らみづらい状況は想定済み。反対に利食いに向かいやすいなかで、14000円処での底堅さがみられている点は、強い地合いといえよう。
 全体相場がこう着の中では材料系の銘柄にシフトしやすいが、大引けにかけてプログラム買いによって押し上げている状況が続いており、押し目買い意欲は強いだろう。(村瀬智一)《FA》

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