【ジャーナリス&アナリスト水田雅展の視点】インテージは続伸し4日間で170円超上昇、東南アジアでも積極展開、増収増益

2013年7月2日 12:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  市場調査最大手のインテージ <4326> は4営業日続伸し2日(火)は25円高の2370円と買われている。これで、4日間の上昇幅は170円超となっている。

  小売店パネル調査や消費者パネル調査などの市場調査・コンサルティング事業を主力に、M&Aの積極活用で医薬品開発支援などにも事業領域を広げている。ベトナムの市場調査会社FTA、医療情報総合研究所、医療関連インターネット調査会社プラメド、香港の市場調査会社CSG香港などを子会社化し、NTTドコモ <9437> との合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングも設立した。アジア市場への本格展開も注目されるだろう。なお13年10月1日付けで持株会社制への移行を予定している。

  今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比7.8%増の430億52百万円、営業利益が同9.0%増の36億06百万円、経常利益が同5.3%増の33億83百万円、純利益が同48.9%増の18億61百万円としている。主力の市場調査・コンサルティング事業で全国個人消費者パネル調査などが好調に推移し、医薬品開発支援事業の収益改善、前期計上した特別損失の一巡なども寄与する。

  株価の動きを見ると、5月21日の年初来高値2787円から急反落して6月7日の2080円まで調整した。ただし6月7日安値をボトムとして下値を切り上げている。

  指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS185円10銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間55円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1534円58銭で算出)は1.5倍近辺である。日足チャートで見ると、7月1日に前日比52円(2.27%)高と3営業日続伸して25日移動平均線を突破した。今期好業績見通しで指標面に割高感はなく、出直り本格化が期待される。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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