概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は売られ過ぎ感など手掛かりに続伸

2013年7月2日 10:19

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記事提供元:フィスコ


*10:19JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は売られ過ぎ感など手掛かりに続伸
【ブラジル】ボベスパ指数 47229.59 -0.48%
昨日7月1日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前営業日比227.54ポイント安(-0.48%)の47229.59で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは39、値下がり31、変わらず1と買いが優勢。セクター別では、石油・ガスや通信が売られた半面、素材やヘルスケアが高い。

朝方にプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。石油・ガス大手のOGXペトロリオ(OGXP3)などの急落が相場の重し。唯一稼動しているトゥバラン・アズール油田を来年に一時停止させることを検討しているとの発表が嫌気された。同社のほか、グループ会社である物流のLLXロジスティッカ(LLXL3)や金属のMMXミネラサオ(MMXM3)も大幅安となった。

【ロシア】MICEX指数 1336.17 +0.43%
7月1日のロシア市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前営業日比5.71ポイント高(+0.43%)の1336.17で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり37、値下がり12と買いが優勢となった。

前半は利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻された。NY原油先物など商品価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手がかり。堅調な米経済指標が支援材料となった。また、ロシア株の値ごろ感もあらためて意識されたもようだ。

【インド】SENSEX指数 19577.39 +0.94%
7月1日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。外国為替市場で、通貨ルピーが対米ドルで上昇する場面を示したことが買い安心感をもたらした。輸入業者が米ドル需要を高めるという月末要因が剥げ落ちたほか、政府が海外直接投資(FDI)規制を早期に緩和するとの期待がルピー相場を押し上げた。株式市場ではルピー高が逆風になるIT関連を除き、ほぼ全面高の商状に。通貨安による輸入インフレ懸念が後退したほか、経常収支悪化などマクロ面での不安要因が和らいだことで買いが勢いを増したようだ。

【中国本土】上海総合指数 1995.24 +0.81%
7月1日の上海総合指数は続伸。最近の大幅下落で売られ過ぎ感が強まったのに加え、A株ETF(上場投資信託)に対する申し込みが増加しているとの報道が支援材料。また、シガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスが中国工商銀行のH株を追加で取得したことも買い安心感を与えた。政策面では、医療改革を民生事業の最優先課題に位置付けるとの政府方針や、鉄道整備が加速するとの観測などがヘルスケアや建設関連の買い手がかりとなった。《FA》

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