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【チャート診断】三菱重工は26週線と13週線の間のモミ合いへ移行、期待の業績は第1四半期待ち
三菱重工業 <7011> の1日(月)終値は27円高の578円と3日続伸となっている。この日の高値は581円まであり30日線に接近した。
6月12日頃から下値520円前後のモミ合いを経て今度の出直り相場となっている。6月21日につけた直近安値513円から、1日まで13.2%の上昇で、この間のTOPIXの上昇率11.4%を上回っている。これは、今期の業績に対する期待があるためといえる。
たとえば、2014年3月期について四季報では営業利益が会社見通しの1900億円(前期比16.2%増益)を上回る2050億円、1株利益でも会社見通しの29.8円を上回る34.3円と予想している。さらに、配当についても四季報は2円増配の年10円の見通しを出している。
とはいっても、7月後半には第1四半期(4~6月)決算が発表となる見通しから、徐々に様子見の空気の強まることが予想される。しかも、会社予想1株利益でのPERが19倍台とマーケット平均の14倍を上回り、割安が目立つということでもない。それに、証券会社アナリストの強気レポートが出ているということでもないようだから、一気に上値追いということにはならないだろう。
日足チャートでは600円手前にある30日線を抜くことができるかどうかがポイントといえる。東証1部の出来高(売買高)が20億株台という少ない状況では、大型株である同社株を買い上げるには市場エネルギーの観点からは難しそうである。仮に、30日線を抜いたとしても上ヒゲ足となる可能性が強いのではなかろうか。
一方、週足チャートでは割り込んでいた26週線を奪回したことで、しばらくは下値26週線、上値13週線の間でのモミ合いとみられる。
発行株数の多い大型銘柄だけにストップ高となるような上げはないだろうから、とくに中長期投資の向きには、今すぐ急いで買わなくても、第1四半期決算を見た上で買いに出ても十分間に合うだろう。短期売買筋の人には30日線を抜いたところで売却し、その後の調整安を待って拾う戦法がよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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