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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】寿スピリッツは25日線抜き「買い転換」で本格出直り、新ブランド・新商品・新店舗創り
■新ビジネスの開発掲げ成長に拍車
菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(JQS、東2)の株価が調整一巡して出直りを本格化してきた。6月7日の1056円をボトムに7月1日には1190円と25日線を上抜いて「買い転換」している。今期(14年3月期)好業績見通しであり、積極的な事業展開も評価して高値を試す可能性があるだろう。
「ラングドシャ」ブランドの寿製菓、「ルタオ」ブランドの北海道のケイシイシイ、東京で洋菓子を展開するシュクレイなど、傘下の子会社で地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。今後の事業戦略としては新ブランド・新商品・新店舗創り、新ビジネスの開発、海外展開などを掲げ、前期は健康食品事業のジャパルシー、通販基幹業務システムサービスをASP方式で提供するジュテックスを新たに設立した。
今期連結業績見通しは売上高が前期比5.3%増の217億50百万円、営業利益が同12.2%増の21億円、経常利益が同11.1%増の21億円、純利益が同12.2%増の11億70百万円としている。新規出店や新規事業の寄与、首都圏での洋菓子販売の強化、遷宮イベント開催の出雲や伊勢方面での販売強化、製造採算の改善などで過去最高益更新見込みだ。前期が反動減となったケイシイシイの回復も期待されるだろう。
なおジャパルシーは、5月から「栃(とち)」と「藍(あい)」を主力とする健康食品事業を本格稼働した。またケイシイシイは、新業態としてアントルメグラッセ専門店「グラッシェル」を東京・表参道に7月7日オープンし、台湾・台北市にカフェをアンテナショップとして出店(7月末頃の予定)する。
株価の動きを見ると、5月23日の高値1350円から反落して6月7日の1056円までほぼ一本調子に調整した。しかし6月7日安値をボトムに切り返して7月1日には1200円台まで上伸している。調整が一巡して出直り本格化のようだ。
指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS112円79銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS683円47銭で算出)は1.8倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸した。強基調への転換を確認した形であり、今期好業績見通しを評価して、先ず、高値圏回帰が期待されるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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