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【編集長の視点】片倉は続急伸、子会社の新高血圧治療剤の製造販売承認で異色のバイオ株買い増勢
<銘柄ウオッチ>
片倉工業 <3001> は、30円高の1262円と続急伸している。前週末6月26日大引け後に同社の子会社トーアエイヨー(東京都中央区)が、日東電工 <6988> と共同開発した世界初の経皮吸収型・β1遮断剤「ビソノテープ」の製造販売承認を取得、アステラス製薬 <4503> が、販売を担当すると発表、サブライズのある材料としてバイオ株関連人気を高めて買い増勢となっている。
同社は、今年3月に旧本社の再開発ビル「東京スクエアガーデン」を竣工させ、5月には長野県松本市の社有地をイオンモール <8905> に賃貸するなど含み資産株のイメージが強いが、医薬品事業は、不整脈治療剤、心不全治療薬などを中心に売り上げが全売り上げの37%(前期実績)を占める最大の事業部門で、国内に約4000万人の高血圧症有病者が推定されているだけに、新薬の製造販売承認取得で業績上ぶれ期待も高まってくる。
「ビソノテープ」は、β1遮断作用を有するビソプロロールを含有する経皮吸収型の高血圧症治療剤で、胸部、上腕部、背部のいずれかに1日1回貼付し、24時間ごとに貼りかえる製剤で、24時間にわたり安定した降圧効果が維持され、経口投与が不向きな本態性高血圧症患者にも適用できるなどの特徴を持っている。
株価は、「東京スクエアガーデン」の今年3月竣工で含み資産株人気を高めて年初来高値1880円まで買い進まれ、不動産株安や全般相場の急落とともに、1048円まで調整し200円幅のリバウンドをしたところである。PERは55倍台と割高だが、PBRは0.9倍と割り負けており、なおリバウンド幅を拡大しよう。
なお日東電工は、80円高の6480円と反発したあと100円安と伸び悩んでもみ合い、アステラス薬は、30円高の5420円と3営業日続伸しあいたあと、利益確定売りも交錯して60円安と反落している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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