「日本国債、一皮むけたかも」に関する考察

2013年6月27日 16:03

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記事提供元:フィスコ


*16:03JST 「日本国債、一皮むけたかも」に関する考察
昨日26日はさすがに米国債利回りも上昇にいったん歯止めがかかった格好となった

が、それも第一四半期のGDP確報値が下方修正されたのが材料視された程度であ

り、まだ金利上昇に明確に歯止めがかかったわけではないため、予断の許さない状況

には変わりがないようだ。米10年債利回りはいまや、2011年夏以来の2.70%という高

水準ともなっているわけだが、これは、米FRBによる量的緩和の出口論が鮮明になっ

たためだ。そして、こうした動きに連動しているのがドイツ国債で、今週明けから米

国債と相関性をもつ形で、金利上昇気味に推移している。

このような動きに、これまでだと連動していたのが、わが国の”日本国債”だが、こ

ちらはなんとか黒田日銀総裁による異次元緩和が功を奏することとなっているのか、

今週に入ってからはジワジワとだが金利低下してきているのである。これは、日銀に

よる連日にように行われる国債買取による賜物といえるかも知れない。

主要先進国にあって、どうにか、独り立ちともいうか、一皮むけた、それが日本国債

かも知れない。《FA》

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