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中国:銀行の流動性ひっ迫、年後半に「後遺症」もたらす可能性も
記事提供元:フィスコ
*12:16JST 中国:銀行の流動性ひっ迫、年後半に「後遺症」もたらす可能性も
中国人民銀行(中央銀行)による一部金融機関への流動性供給を受け、中国の銀行間市場では短期金利に落ち着きが見え始めた。ただ、今回の「カネ不足」が銀行の貸し渋りや財テク商品の焦げ付きを招き、銀行の不良債権増大につながる可能性があるとの懸念も浮上している。こうした「後遺症」は年後半にかけて深刻化する可能性があるという。香港メディアが26日伝えた。
中信銀行国際のチーフエコノミスト、廖群氏は「上海銀行間取引金利(SHIBOR)が以前の2-3%という正常水準に戻ることはない」と指摘。銀行間金利の高止まりを受け、中国の銀行は融資に慎重な姿勢をとるようになり、これが貸し出しの鈍化につながるとの見方を示した。また、それ以上に、融資を受けた側の返済能力に注意する必要があるとした。
DBS銀行のシニアエコノミスト、梁兆基氏も不良債権の増加が懸念されるほか、「理財商品」と呼ばれる高利回り財テク商品の焦げ付き、銀行の収益力低下が見込まれるとしている。最悪のケースで、銀行の破綻が起きても不思議ではないとの見方。中国政府も一定の犠牲は覚悟していると指摘した。《NT》
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