概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は5営業日続落、一時5%安となる場面も

2013年6月26日 10:12

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記事提供元:フィスコ


*10:12JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は5営業日続落、一時5%安となる場面も
【ブラジル】ボベスパ指数 46893.04 +2.02%
昨日25日のブラジル市場は大幅反発。主要指標のボベスパ指数は前日比927.99ポイント高(+2.02%)の46893.04で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは58、値下がり11、変わらず2と買いが優勢。全業種が上昇し、中でも素材や公益に買いが集中した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を一段と拡大させた。中国不安の後退を受け、資源を中心に幅広い銘柄に買い戻しが広がった。また、ブラジル株の値ごろ感も改めて意識されたもようだ。JPモルガン・チェース(JPM)は最新リポートで、最近の株価下落や通貨レアル安を受け、ブラジル株が買いやすい水準まで下がっていると指摘。インフレに影響されにくいセクターの買いを勧めた。

【ロシア】MICEX指数 1297.59 +0.57%
25日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比7.33ポイント高(+0.57%)の1297.59で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり37、値下がり13と買いが優勢となった。

小幅安で寄り付いた後は買い戻され、終盤に上げ幅をやや縮小させた。NY原油先物の続伸を受け、石油・ガスなど資源銘柄に買いが集中。また、中国株の下げ止まりも買い安心感を与えた。中国人民銀行(中央銀行)が短期金利の安定化を維持する方針を示したことを受け、同国で金融危機が発生するとの不安がいったん後退した。

【インド】SENSEX指数 18629.15 +0.48%
25日のインドSENSEX指数は反発。中盤にかけて値を回復。連日の株価下落で割安感が強まり、長期投資家を中心とした押し目買いが相場を押し上げた。また、14日間のRSI(相対力指数)が売られ過ぎシグナルとなる30に近づいたとあり、ロング・オンリーの投資信託などが買いを入れているとの声も聞こえている。また、注目を集めている上海総合指数が後場になって急速に下げ幅を縮小し、インド市場もこれに歩調を合わせる形で値を伸ばした。

【中国本土】上海総合指数 1959.51 -0.19%
25日の上海総合指数は5営業日続落。前場に心理的節目の1900を割り込み、後場寄りには一時5%安となる場面も。この日も銀行間市場で金利が高止まりし、流動性不足が懸念された。また、銀行の資金繰り悪化による実体経済への影響も警戒された。ただ、その後は急速に下げ幅を縮小し、再び1900台を回復。中国人民銀行(中央銀行)が記者会見を開くと報じられ、流動性問題への言及が期待された。政府系投資会社による株式相場の買い支え観測も浮上した。《FA》

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