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今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の早期縮小について
記事提供元:フィスコ
*08:38JST 今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の早期縮小について
昨日20日のドル・円相場は、東京市場では96円20銭から98円17銭で堅調推移。欧米市場では、一時97円10銭まで反落し、97円30銭で取引を終えた。
20日のNYダウは前日比-353.87ドルの大幅安となった。米量的緩和策は年内に縮小を開始し、2014年中に終了するとの観測が台頭していることが株安の要因である。市場参加者の多くは、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が19日の記者会見で量的緩和策縮小の時期について言及することを想定していなかったようだ。FRBは量的緩和策の縮小を年内に開始するとの観測は浮上していたが、FRBがそれを表明するのは次回のFOMC会合との見方が多かった。
ただし、一部の市場参加者は、量的緩和策の早期縮小は簡単なことではないと見ている。短期金利(FFレート)の引き上げは数年後になるとしても、毎月の債券購入額を段階的に減額した場合、資本市場に与える影響を予測することは極めて困難であるとの声が聞かれている。2014年中に資産購入を終了することは非現実的との指摘もある。
FRBが量的緩和策(QE)を2014年中に終了した場合、米国株は長期間低迷するのではないか、との声が聞かれている。金融市場の不確実性が大幅に高まることは避けられないかもしれない。
本日21日のドル・円は、97円前後で取引される見込み。欧米諸国の株安を意識してリスク回避的な円買いは継続するとの見方が多い。ただし、日経平均株価の下げ幅が小幅にとどまった場合、ドル・円は96円台後半で下げ渋る可能性がある。《KO》
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