関連記事
米株式:ほぼ変わらず、午後は議長の進退と資産購入の行方への質問に注目
*23:33JST 米株式:ほぼ変わらず、午後は議長の進退と資産購入の行方への質問に注目
米株式市場
18-19日の連邦公開市場委員会後の東部時間2:30PM開始予定のバーナンキ議長によるプレスカンファレンスを前に、午後前までのサポートはS&P500先物で、オーバーナイトでの安値1641.75があり、現物が寄り付いた後にこの水準を割った後(1641.25)に買い戻しの動きが入っている。
午後のイベントに関しては、バーナンキ氏による進退と資産購入の行方に関しての注目がマーケットを動かすことになる。S&P500のETF:SPYのオプション動向を見れば、マーケットはどちらにでも大きく振れる可能性が高いと見ているもよう。
17日、オバマ大統領がバーナンキ議長についてPBSでのインタビューにおいて「彼の希望よりも非常に長らく現職に留まっている」と発言。バーナンキ氏の任期は2014年1月までとなるなかで、氏が現職に留まりたい場合、再任するかとの質問には直接返答しなかった。このインタビュー放送後にホワイトハウスは、オバマ大統領による返答はバーナンキ氏への賛辞との解釈をしているが、バーナンキ氏は5月22日の議会証言など過去数度このような質問をはぐらかしている。プレスカンファレンスにおいて、自身の進退と今後のチェアマンの行方に関して明快に回答すればサプライズとなるなかで、大統領による発言を受けて憶測が増している。
コンパス・ポイント・リサーチは大統領発言を受けて「バーナンキ議長が連銀に残るとの考え方は外すべき」との見解を示し、「バーナンキ議長による7月17-18日の議会証言後にホワイトハウスは後任探しを開始し、秋に発表される可能性が高い。我々は、連銀での経験もあるイエレン副議長が後任に任命される可能性が高いと見る。引き換えに、ホワイトハウスはタカ派を2名幹部に指名するだろう。」との見解を示している。
また10日夕方に、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏が「連銀は景気刺激策からの出口を計画」と題したレポートを発表していた後に資産購入縮小への憶測が増えているなかで、タイミングやサイズなどの質問が予想される。連銀とバーナンキ議長による「tapering」と「tightening」との違いの記し方への注目も集まる。ゴールドマン・サックスは週初に「19日に連銀は2013年の成長とインフレ見通しを下方修正する」との予想を発表している(現在の公式見通しはGDPが2.3-2.8%、インフレがコアで1.5-1.6%)。
個別銘柄では、輸送会社のフェデックス(FDX)が市場予想を上回る第4四半期決算を発表する一方で通期見通しは下回っている。マクロ経済においては、米国内での13年の生産予想を引き下げ、世界での経済成長見通しに関しては「不透明性が高い」との見解を示している。
S&P 500は0.65安の1651.16前後で推移、ナスダック総合指数1.39ポイント高の3483.57ポイント前後で推移、ダウ平均株価は6.33ドル安の15311.90ドル。(日本時間22時25分時点)。《KG》
スポンサードリンク

