14日の中国本土市場概況:9営業日ぶり反発、売られ過ぎ感から買い戻しが優勢に

2013年6月14日 17:04

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:04JST 14日の中国本土市場概況:9営業日ぶり反発、売られ過ぎ感から買い戻しが優勢に

14日の中国本土市場は反発。上海総合指数は前日比13.69ポイント高(+0.64%)の2162.04、深セン成分指数は同47.04ポイント高(+0.56%)の8479.46で取引を終えた。前半は利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻され、上海総合指数は9営業日ぶりに反発。

連日の下落で売られ過ぎ感が強まり、幅広い銘柄に買い戻しが広がった。また、社会保障基金や外資系機関投資家などがA株の下値を狙って買い拾っているとの報道も支援材料。さらに、有人宇宙船「神舟10号」の打ち上げ成功も改めて好感され、ハイテク技術などに買いが集中した。

一方、両市場とも上値の重い展開。外資系機関投資家が相次いで中国の成長見通しを下方修正していることが圧迫材料。また、銀行間の流動性不足懸念が解消されていないことも警戒された。さらに、地方政府の不良債権問題が再びクローズアップされたことも銀行セクターの上値を抑えた。

ゴールドマン・サックス証券(GS)は最新リポートで、最近に発表された中国の経済指標から分析すると、中国経済がすでに8%以上の高成長から卒業したとの見方を示した。また、習近平新政権が経済成長の量よりも質を重視する姿勢を示しており、2020年までの成長率が6%台まで鈍化する可能性があると予測した。《KO》

関連記事