【株式評論家の視点】ワッツは増量品の「ワッツセレクト」の製品数拡大で好業績を継続中

2013年6月14日 10:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ワッツ <2735> (JQS)は値固めが最終局面入りの様相を強めており、浮上へのきっかけ待ちのニュアンスが強い。好業績見直しの流れに乗り、5月9日に1535円の高値を示現したが、本格的な評価は未完のままで、再び訂正高のおおきなうねりが戻って来る方向が予想される。

  今2013年8月期の2月中間決算は売上げが205億円と、前年同期比1.1%増、営業利益が12億1500万円と、同14.9%の大幅増益を達成した。ただ、今8月期通期の見通しについては,売上げ422億円と前期比3.5%増、営業利益23億円と、同11.9%増の従来の見通しを据え置いている。中間決算での通期見通しに対する営業利益の進捗率は52.8%に達しており、通期目標の達成には余裕がある。

  同社は100円ショップ「ミーツ」「シルク」を展開しているが、5月の月次売上げは既存店ペースで前年同月比0.1%増を確保しており、既存店の順調な伸びに新規出店の売り上げ増が加わる順調な推移が続いている。実生活雑貨を中心にお買い得感のある増量商品をプライベートブランド「ワッツセレクト」として開発、販売しており、「ワッツセレクト」の商品数拡大が収益押し上げの根源になっている。

  タイをはじめとするアジアでの事業展開も積極化している。タイについては今年に入り黒字化しており、今後とも積極的な店舗展開が見込まれている。

  さらに国内では、食品ディスカウントストア大黒天物産との合弁による食品スーパー型100円ショップ「バリュー100」の多店舗化を推進する意向。国内、海外での展開力が厚みを増している。前2012年8月期までの7期連続増益を今期は8期に伸ばす。100円ショップ業界での勝ち組としての評価が拡大していく方向が予想される。アナリスト筋は来期の1株当たり利益200円台乗せを想定している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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