NY金:反落で1377.0ドル、1364.5ドルまで下落した後は下げ幅を縮小

2013年6月12日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:反落で1377.0ドル、1364.5ドルまで下落した後は下げ幅を縮小

金は反落(COMEX金8月限終値:1377.0 ↓9.0)。通常取引開始後に1364.5ドルまで下落した後は下げ幅を縮小した。目先のサポートは5月19日につけた1336.3ドルや4月15日の直近安値1321.5ドル。

資産購入縮小への思惑に関しては、先週末の雇用統計発表にゴールドマン・サックスのハツィアス氏がCNBCにて縮小のタイミングに関し「9月はあり得るが、12月の可能性の方が高い」と発言。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏も「今年中に連銀が債券購入縮小する可能性が高いことに変わりない」と大きくスタンスを変えていない。

5月10日に、ヒルゼンラス氏が「連銀は景気刺激策からの出口を計画」と題したレポートを発表した後、縮小のタイミングやサイズに関しての憶測は増加してきている。市場ではある程度織り込んでいるとも捉えられる。《KO》

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