中国:短期金利が下落に転じる、週末の急騰を受けて人民銀が資金供給か

2013年6月10日 09:50

印刷

記事提供元:フィスコ

*09:50JST 中国:短期金利が下落に転じる、週末の急騰を受けて人民銀が資金供給か
中国の金融市場で9日、短期金利が下落に転じた。上海銀行間取引金利(SHIBOR)は翌日物で7.4900%となり、前日比で209.10ベーシスポイント(bp)低下。同金利は前日8日に9.5810%まで上昇し、過去最高水準に達していた。

複数の現地メディアによると、金融市場での流動性ひっ迫を受け、中国人民銀行(中央銀行)は7日午後、1500億元(約2兆4000億円)を市場に供給したもよう。資金供給の手段としては、「短期流動性オペ(SLO)」を利用したと伝わっている。

連休前要因に加え、海外からのホットマネー流入の一服感などを背景に、中国では6日から短期金利が大きく上昇していた。7日には、中国光大銀行などの中堅行が銀行間市場でデフォルト(債務不履行)を起こしたとのうわさが広がり、金利上昇に拍車をかけた。ただ、中国光大銀行などは同日、この報道を否定している。

なお、中国の短期金融市場は通常週末に休みとなるが、8、9日は端午節連休(10-12日)の振替で通常取引が行われた。
《NT》

関連記事