米雇用統計の効果に期待/東京株オープニングコメント

2013年6月10日 08:10

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記事提供元:フィスコ

*08:10JST 米雇用統計の効果に期待
 週明け10日の東京市場は幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均は大幅な上昇が見込まれる。支援材料は、5月の米雇用統計の発表を好感した7日の米国株式市場の上昇。NYダウは200ドル超の上昇をみせており、シカゴ日経225先物清算値は13220円を付けている。この流れを受けたギャップ・アップにより、日経平均は13000円を回復してくる。

 もっとも、今週末には先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えており、一段と先物の動向に振らされる可能性がありそうだ。一方、日経平均は12500円台まで下げ、テクニカル面では一先ずボトム形成が意識される水準まで下げている。7日の米雇用統計を受けた米国市場の上昇をきっかけに落ち着きを戻してくるようならば、反発を意識したスタンスになろう。

 また、買い一巡後は神経質な展開にもなりそうだが、一方向に需給が振れやすい相場環境のなかでは、強制ロスカットも交えて一気に需給が改善してくる可能性もある。資金が集中するため想定外の価格形成となるが、こういった需給状況のなかではイレギュラー的な価格形成によってボトムを打つ可能性がある。過剰な価格形成になるなかで、冷静に押し目拾いのタイミングを見極めたいところであろう。物色としては、今週は日銀決定会合や成長戦略の閣議決定が予定されており、改めて政策テーマへの物色が再燃する可能性も。

 なお、7日のNY市場はダウ平均が207.50ドル高の15248.12、ナスダックが45.17ポイント高の3469.22。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、ブリヂストン<5108>、コマツ<6301>、ソニー<6758>など、対東証比較(1ドル97.56円換算)で全般堅調だった。《TN》

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